整形事業部とは
整形外科では運動器(骨・関節・筋肉など)の疾患を治療する診療科で、治療を必要とする患者の数が非常に多い診療科です。整形事業部では、整形外科の手術で使用する材料を専門で扱っています。
治療の方法は、折れてしまった骨を「インプラント」と呼ばれる金属製のプレートやスクリューで固定したり、同じくインプラントを用いて関節機能を再建する人工関節置換術、関節鏡と呼ばれるスコープを用いて手術をおこなう関節鏡視下手術など様々です。また近年では、術前に撮影したCT画像をもとにして、コンピューターが術中にインプラントの最適な位置や角度をナビゲートしてくれる「ナビゲーションシステム」と呼ばれる最先端の治療もおこなわれています。
整形事業部の営業マンは、豊富な専門知識でドクターと治療方針や手術方法について打ち合わせをしたり、患者様に適した治療材料を提案したりします。また、手術が滞りなく進められるよう必要な器械やインプラントを手術までに手配・準備することも私たちの重要な役割です。得意先様が予定されている手術の内容をきちんと把握し、手術が無事におこなわれるようサポートさせていただきます。
インプラント使用事例
- 施術前(上腕骨偽関節)
- 施術後(血管柄付き骨骨膜移植)
- 施術前(小児大腿骨骨幹部粉砕骨折)
- 施術後(創外固定器装着)
画像提供:三菱京都病院 整形部長 山本博史先生