医療経営士

医療経営士とは一般社団法人 日本医療経営実践協会が認定している民間資格です。
医療政策や医療に関する歴史・法律から経営に関する事まで体系的に幅広い知識を習得出来ます。「医療機器を売る仕事なのに、医療政策や医療の法律、ましてや経営学なんて学ぶ必要無いんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、実は医療機器商社で働く者にとって非常に有用な知識なのです。
昨今、経営難に苦しんでいる病院は少なくはありません。そういった病院は物も売るだけの業者ではなく、コスト削減や経営改善に有用な提案をしてくれる業者を求めています。そういった顧客の力になるためにも病院経営の知識は必要となってきます。この資格を勉強して得た知識は日々の営業活動の中で、特に病院の事務方職員との会話の中で活きてきます。病院経営や医療政策等に関する知識を身につけることで事務方職員と同じ目線で話をする事ができるようになるのです。
この資格は2010年から始まったまだまだ新しい資格です。しかし2016~2017年頃から多くの医療関係者に認知され始め、今非常に注目されている資格です。3級・2級・1級とあり、特に3級は医療業界で働く者にとって必要な基礎知識を体系的に学ぶには非常に有用な資格です。是非皆さんも挑戦してみてください。

実際に資格を取得した社員のコメント

私は医療経営士3級を取得しました。2級と違って医療経営に活かせるほどの実践的な内容が少ない為、あくまでも医療業界で働く上での基礎知識を身に付けたといった感じです。
入社6年目になりますが、まだまだ知らなかった事も多く非常に勉強になりました。
若手社員には非常にオススメの資格です。

(SPD事業部 2014年入社)

私は医療経営士2級を取得していますが、担当させていただいている病院様との毎月の定例会議で学んだ知識を活かせています。現場を知る営業マンとして、また医療経営を学んでいる者として、どうすれば病院のコスト削減・収益アップに繋がるか日々考え、分析し、病院様へご報告しています。
同業他社の多いこの業界で生き残っていくためにはそういった多角的な営業活動が必要になるので、この資格を取って本当に良かったと感じています。
少し具体例をあげると、今採用されている商品より値段の高い商品を提案しなければならない時に、きっちりとDPCによる包括払いの仕組みなどを理解していると「この材料を買うと費用は少し高くなるがOPの侵襲が減り入院期間が短くなる可能性があり、また手術時間を短縮することで効率的なOP室運用に繋がる」と具体的に経営面でのメリットの説明することもできるようになります。
また、商品の切り替えを提案する際に、損益分岐点などの仕組みが分かっていると切り替え後のメリットを図表で示しながら的確に説明できるようにもなります。
また2級まで取得する事で企業経営の基本的な知識も学ぶことができるので、自分が販売した商品の売上・利益や会社が購入した資産がどのように財務諸表に計上されて会社の糧となるのかを理解する事ができたり、その他にも経営戦略を立てる際のフレームワークも学ぶ事もできます。このような仕組みを知っておく事は社会人としてエンプロイアビリティ(雇用される能力)の強化にも繋がります。

(SPD事業部 2013年入社)

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